ETロボコン2016で勝つために
この記事はETロボコン Advent Calendar 2015 - Adventarの最終日のエントリーです。
メリークリスマス。皆様は2015年のクリスマスをどのようにお過ごしでしょうか?
さて、皆様既にお気づきとは思いますが、今年のAdvent Calendarは残念ながら完走とはなりませんでした。いつも完走できるとは限らないのがETロボコンですから、こんな年があってもいいのです。来年がんばりましょう(/_;)
というわけで、主催者直々に締めの記事を書きます。
この記事の説明
「オフシーズンを制する者がETロボコンを制する」とよく言いますが、具体的に何をやればよいかわからない参加者も多いと思います。そんな方々のために、オフシーズン中に何をすべきか案出ししてみました。
筆者はETロボコンの実行委員ですが、来年のETロボコンについては何も知りませんので悪しからず。参考程度に読んでください。
ETロボコン2015の振り返りをする
まだ振り返りをしていないチームはまず最初に振り返りをしましょう。振り返り方法は何でもよいですが、私が選手をしていたころはKPTで振り返りをすることが多かったです。
9月〜11月に大会が終わり、そのままなし崩し的に活動休止となっているチームもあるかもしれません。せっかくETロボコンに出場したので、学んだことを整理するためにも振り返りはやっておきましょう。
優秀チームのモデルを読んでみる
今年はどうなっているか把握できていませんが、例年優秀チームのモデルは全チームに展開されていたと記憶しています。オフシーズン中にこのモデルをじっくりと読みます。チームが集まれるのであれば、各々で良い点・悪い点を挙げて議論するのも良いです。
真似出来そうな構造・振る舞い・要素技術が見つかったら、オフシーズン中に一度書いてみる/実装してみることで翌年の活動に活かせることでしょう。
EV3の検証をする
今年、NXTで出場したチームは、EV3への転換が大きな課題となります。既にEV3で開発しているチームに比べると、ノウハウが足りない状況です。
開発環境は既に展開されているので、オフシーズン中に開発環境を構築しましょう。既にあるソフトを移植できるのであれば、移植して動かしてみましょう。
「EV3はMAXどの程度の速度が出せるのか?」「センサの精度はどの程度か?」「現状のプラットフォームでどの程度のAPIが用意されているのか?」など、疑問点は尽きないことでしょう。これらをオフシーズン中に検証し、データ化すればETロボコン2016でスタートダッシュを決められること間違いなしです。
モデリングの練習をする
ETロボコン活動が始まると、モデリングの学習に時間が割けないものです。オフシーズン中にモデリングの練習をして、知識を深めましょう。最近はモデリングに関する書籍・記事も充実してきているので、それを読んだり、身近なモノ・システムをモデリングしてみるといったことも効果的です。
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UML モデリングのエッセンス 第3版 (Object Oriented SELECTION)
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チームメンバーを集める
社会人チーム・学生チームは年度ごとにメンバーの入れ替わりが発生します。新年度が始まる前に、有望な人材に声をかけておきましょう。
個人的な経験則ですが、1チームあたり5人くらいの人数が欲しいですね。
ETロボコン Advent Calendar 2015に記事を書く
幸か不幸か、まだまだたくさん枠が余っています用意されています。
この記事を投稿した時点では、クリスマスが終わるまであと24時間あります。
投稿お待ちしております。(よい、クリスマスを!)