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学んだことを書き綴る、言わば航海日誌です。

RubyKaigi 2023 に現地参加してきました

2023年5月11日〜13日に長野県松本市で開催された RubyKaigi 2023 に参加しました。

rubykaigi.org

自分にとって RubyKaigi 2019 以来、4年ぶりのRubyKaigiの現地参加で、想像以上に楽しくそしてモチベーションを高められた3日間でした。

来年のRubyKaigi 2024 in Okinawaに向けてしっかりと準備していくために、今の気持ちを言語化しておきます。

この記事は、帰りの飛行機の機内で書いています→飛行機の時間では書ききれなかったので帰宅後に追記しています。

当日までの動き

CFP提出

今年は年明けから 福岡Rubyist会議03鹿児島Ruby会議02 と立て続けに登壇が決まっていて、 mruby-esp32 へのコントリビュートを積極的にしていました。

この流れで採択されるのでは?と息巻いてRubyKaigiのCFPにもSubmitしてみたのですが、結果採択されませんでした。

一方、CFPをSubmitしたことにより、チケット費用は若干お安くなるという金銭的メリットはありました。来年こそ採択されたい!

社内での参加者募集と諸々手配

Fusic が今年は Gold Sponsors だったので、2名はチケットが既にある状態でした。 社内で参加者を募ったところ、自分を含めて5名が参加することに。

福岡と松本はフジドリームエアラインズの直通便が存在することがわかったので、飛行機と宿を手配してもらいました。

あとは初参加のメンバーに対してドリンクアップの申込みを勧めたり、 Fukuoka.rb に連れて行って社外のRubyistを紹介したりといったムーブをしていました。

セッション

セッションの感想については、弊社のブログに近々書くことになりそうなので、この記事では割愛します🙏

イベント

フィヨルドブートキャンプ RubyKaigi2023前夜パーティ

副業にてメンターをしている フィヨルドブートキャンプ で、関係者限定のドリンクアップが開催されたので参加しました。

bootcamp.fjord.jp

福岡や鹿児島のときもそうでしたが、普段ハンドルネームとアバターでしか識別できていない生徒と実際に会ったり直接話しをしたりすることは、副業をする上での大きなモチベーションとなっています。

今回は複数の生徒から「レビューの価値が非常に高い」とのフィードバックをいただきました。

自分自身も、フィヨルドブートキャンプと他のスクールとの大きな違いの一つが「レビューの質」だと思っていて、力を入れている部分なので、とても嬉しかったです。

RIZAP Drinkup at RubyKaigi 2023

Day2の夜に開催されました。馬肉がとても美味しかったです。

connpass.com

席替えでMatzと同じ席になったので、Fusicにこの春入社した新人が話していた「 is_a? メソッドの名前の由来」を質問してみました。また、海外から来られていたエンジニアと非常に平易な英語ではありますが、お話ができたことも嬉しかったです。

馬肉がめちゃくちゃ美味しかった...!

RubyMusicMixin 2023

Day3の夜に参加しました。

conference.pixiv.co.jp

フィヨルドブートキャンプやFukuoka.rbで関わりのあるDJ OB-ONE a.k.a obregonia1さんや、鹿児島Ruby会議でお話させてもらい今回も登壇されていたうなすけさんのDJプレイを生で見ることができて、楽しめました。

Rubyist Book Authors スタンプラリー

RubyKaigi出発直前に五十嵐さんからお声掛けいただき急遽参加させていただきました。

note.com

直前に参加を決めたので大した準備はできなかったのですが、家のシャチハタと印刷した腕章、それと技術書典13で配布用に準備したQRコード付きカードを持っていってなんとか対応しました。多くのAuthorsとお会いできて良かったです。

次のRubyKaigiまでには何か商業誌を出せているといいな。

techbookfest.org

観光

松本城

Day 0でホテルにチェックインしてから少し時間があったので、単身で松本城を見に行きました。

現地に到着したのが16:20頃。受付時間が16:30までだったのでギリギリ城に入ることができました。 最近は大河ドラマにハマっているこもあり、戦国時代から幕末にかけての展示物にはとても興味をそそられます。

外観が美しいのはもちろん、中は6階建てで階段がとても急であることが印象的でした。

お店

そばきり みよ田 松本パルコ店

自分も松本市に来て初めて知ったのですが、この地域はそばが有名なようです。

Day3のランチ時間に、今回のRubyKaigiで配布されたバウチャーを片手に、同僚と一緒にお店を訪れました。本店は混んでそうだったのでパルコ店の方に...

www.ohtaki-gp.jp

天ぷらと一緒にそばを堪能し、食後のそば湯も最高でした。バウチャーの配布は本当にありがたかったです!

麺屋 黄昏

Day3の夜、RubyMusicMixInが始まるまでの時間にラーメンを食べに行きました。

menya-tasogare.com

我々は福岡在住ということもあり、普段はとんこつラーメンが多く、醤油ラーメンは新鮮に感じました。 チャーシューが美味しかったです!

感想

今回が3回目のRubyKaigi現地参加だったのですが、今回は特に楽しむことができました。

これまで以上により楽しくした要素が、いくつかあったように思います。

知り合いが増えたので「楽しい」

2021年にフィヨルドブートキャンプのメンターを始めたことで、メンター関係者や生徒・卒業生とのつながりが爆発的に増えました。フィヨルドブートキャンプ以外でも、直近の登壇やTwitterで繋がった方々は多くいました。

福岡に住む自分にとっては、こうした方々とオフラインで直接会えるということが貴重な体験です。ネット上で繋がっている人とお話ができて良かったです。

OSSを公開していたので「楽しい」

福岡Rubyist会議や鹿児島Ruby会議での登壇をきっかけにコントリビュートしたmruby-esp32や mruby-esp32-mqtt を実際に使っている人に出会えたことが嬉しかったです。

まさか、それらがキックボクシングのトレーニング用のアームを制御することに使われているとは思いもしませんでしたがw

登壇が終わってこれからどういうコントリビュートをしていけばよいのだろうと悩んでいたところだったので、単純にモチベーションが上がりましたし、やるべきことも見えてきた気がしています。もっとコントリビュートするぞ!

英語がちょっとわかるので「楽しい」

まだまだ自分の英語スキルは低いのですが、昨年秋ごろから細々と英語に触れる機会を増やしています。

RubyKaigi 2019に比べると少しではありますが聞き取れる箇所が増えたり、簡単な質問であればできるようになっていたり、成長を実感しました。

英語に触れることはこれからも継続したいところ。

楽しさを共有できたので「楽しい」

今回Fusicから合計5人が参加していました。例年よりも多めの人数が参加していたことで楽しかったこと・学びになったことを共有しながら楽しめました。

すでに「沖縄に向けてやっていくぞ」というKaigi effectも出てきており、1年間切磋琢磨していけそうです。

来年はFusicからもっと多くのメンバーが参加を表明してくれるよう、今回の感じたことは社内にも積極的に共有していきたいです。

おわりに

オーガナイザーのみなさま、3年越しの松本開催、本当にありがとうございました。

来年のRubyKaigi 2024も楽しみにしています!