Windowsでgvimを使う(neobundleのインストール)
Windows上でgvimを使う手順を備忘録まとめる。Windowsに依存する箇所以外は、Linux, Macでも同様の手順で問題ないはず。(未確認)
neobundleのインストール、カラースキーマの設定、vimrcの作成までを対象とする。
gvimのインストール
ダウンロード
Windows向けにコンパイルされた、KaoriYa様が公開しているものをダウンロードする。
32bit/64bitはWindowsのbitに合わせる。
インストール
以下の手順でインストール完了である。
- ダウンロードしたzipを解凍する
- 解凍したフォルダを「C:\Program Files」へ移動する
gitのインストール
プラグインの管理にはneobundleを使用する。使用するためにはgitが必要であるが、Windowsでgitを使用するためには一手間かかる。また、インストール方法も複数存在するため分かる範囲で記載しておく。
cygwinを利用する場合
筆者の環境にはcygwinが存在するため、これを利用することとした。
- Cygwinのサイトからインストーラをダウンロードし、起動する。
- gitのパッケージをインストールする。
- 「C:\cygwin\bin」をWindowsのPathに追加する。(再起動を忘れない)
- コマンドプロンプトを起動し、「git --version」と入力する。
コマンドプロンプト上でバージョンが表示されればインストール完了である。
git for Windows(msysgit)を使用する場合
cygwin環境が無い場合、こちらの方法がおすすめである。
- Git for Windowsからインストーラをダウンロードし、起動する
- インストールの最中、「Run Git from the Windows Command Prompt」を選択する。
- コマンドプロンプトを起動し、「git --version」と入力する。
neobundleのインストール
ダウンロード
コマンドプロンプト上でgitを実行し、neobundleをクローンする。
$ mkdir %userprofile%\.vim\bundle $ cd %userprofile%\.vim\bundle $ git clone git://github.com/Shougo/neobundle.vim
設定
次に、gvimの設定ファイルを作成する。
- 「C:\Program Files\vim74-kaoriya-win64」に「_vimrc」を作成する
- 「C:\Program Files\vim74-kaoriya-win64」に「_gvimrc」を作成する
_vimrcを下記の通り編集する。
" vim起動時のみruntimepathにneobundle.vimを追加 if has('vim_starting') set nocompatible set runtimepath+=~/.vim/bundle/neobundle.vim endif " neobundle.vimの初期化 " NeoBundleを更新するための設定 call neobundle#begin(expand('~/.vim/bundle')) NeoBundleFetch 'Shougo/neobundle.vim' call neobundle#end() " 読み込むプラグインを記載 NeoBundle 'Shougo/unite.vim' NeoBundle 'itchyny/lightline.vim' " 読み込んだプラグインも含め、ファイルタイプの検出、ファイルタイプ別プラグイン/インデントを有効化する filetype plugin indent on " インストールのチェック NeoBundleCheck
上記設定後、gvimを起動すると、unite.vimとlightline.vimがインストールされる。
カラースキーマの設定
カラースキーマはmolokaiを使用する。
このうちmolokai.vimをダウンロードし、「C:\Program Files\vim74-kaoriya-win64\vim74\colors」へ保存する。
_gvimrcを開き、下記のように記載する。
colorscheme molokai
環境構築完了
以上で設定完了である。
プラグインを追加する際は、_vimrcへインストールするプラグインを追加していくこと。
参考
【Vim】gVimでneobundle環境を整える - The jonki