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学んだことを書き綴る、言わば航海日誌です。

2022年の振り返り

2022年の大晦日です。 例年通り今年1年を振り返ります。

年初に書いた計画記事がこちら。

ylgbk.hatenablog.com

例年だと7月に入った段階で前半振り返り記事を書いていたのですが、今年は忘れていました💦 という訳で、この記事で1年を振り返ります。

[未達] IoTのノウハウを蓄積・発信する

年間30件以上の記事公開 を目標にしていましたが確実に未達です。一応数えてみましたが11記事でした。

tech.fusic.co.jp

qiita.com

その他記事はこちら

しかし、年初の記事ではこんなことも書いていました。

今はマスターデータの管理やセンサー値の可視化にRailsを使っているのですが、(中略)これをAWS Amplifyを使ってサーバレスアーキテクチャで実現できないか、1年かけて実証していきたいと思います。

こちらについては後述の執筆活動で、達成できたのかなと思っています。

[達成] 技術同人誌執筆

年間1冊以上の技術同人誌執筆 を無事達成しました🎉

techbookfest.org

2年ぶりの技術同人誌の執筆で、執筆を決めたときは間に合うかどうか不安しかありませんでした。実際、お盆返上でAWS Amplifyに触れたり、入稿日ギリギリまで手直しをしたり大変だったのですが、自分の中で満足できる1冊を完成させることができました。

結構な冊数が売れましたし、本業の同僚がこの本を読んでAWS Amplifyを実開発に採用したというフィードバックもあり、書いて良かったです。

[達成] 英語の技術ドキュメントを機械翻訳せずに読む

これは数値目標を掲げてなかったので達成・未達成の判断が怪しいところなのですが、今丁度 ESP-IDF のドキュメント(英語)を読んでいますし、英語との距離はだいぶ縮んだような気がします。

きっかけは11月に本業でAWS re:Invent 2022にオフライン参加させてもらったことです。

fusic.co.jp

自身2回目の参加で、おそらくこの後はそうそうre:Inventに参加することはないだろうと思い、アメリカを満喫すべく英語の勉強を頑張りました。具体的には9月ごろからNHKのラジオ英会話を毎日シャドーイングしたり、DMM英会話でネイティブ講師と30分会話をしたりといったことをしました。

勉強の甲斐あってか、AWS re:Invent 2022は十分に満喫できました。re:Inventは最後かもしれませんが、英語圏に行く機会はこの先もきっとあるので、英語に触れる習慣は途絶えさせないようにしたいなと思っています。

[未達] 機械学習

機械学習コンペティションに年間3回以上参加 が目標でしたが何もできていません。

しかし、本業で機械学習を使ったお仕事の話が増えてきているので、2023年は半強制的にアクションを起こしていくことになると思っています。がんばるぞ💪

[未達] 風呂上がりのストレッチを習慣化

年初〜3月くらいまではこれをやっていました。体が柔らかくなった実感はあまりなかったですが、普通に生活していて足がつったり体を痛めることは減ったような気がしています。

www.youtube.com

しかし、暖かい季節になると、ストレッチをする恩恵をあまり感じられなくなり自然消滅してしまいました😅 そして、12月となり寒くなるにつれて、また体を痛めることが増えてきて、この習慣が再開しつつあります。

定着したかどうかは怪しいので未達とします。

お仕事はどうだった?

自分はIoTクラウドエンジニアというロールでお仕事をしているのですが、IoTな開発を年中やれているかというと決してそうではありません。しかし、今年はお仕事に恵まれ1年の半分くらいはIoTに関するお仕事をすることができました。AWS IoT Coreはもちろん、AWS IoT EventsやAmazon Timestreamといったサービスを使った仕事を経験でき、自分の中でのIoTアーキテクチャが固まりつつあります。

提案活動が増えてきたのも今年に入ってからでした。うまくいった提案、ボツになった提案、まだ結果が出ていない提案、様々ですがこちらも自分のスタイルのようなものができつつあるので、来年もっと洗練していきたいです。

副業でやらせてもらっている フィヨルドブートキャンプ のメンター業務も1年を通して継続しました。稼働量はそこまで多くなく、自分のやれるペースでの貢献とはなりましたが、1年間大きくペースを変えずに続けられたこと、生徒からも時々嬉しいフィードバックをもらえている点は良かったです。

bootcamp.fjord.jp

反省点としては「仕事に関してはあまり大きなチャレンジをせずに、やれることを着実にこなしていた点」です。

意図してそうしていた部分もあるのですが、1年が終わろうとしている今となっては「もっとやれたことがあったんじゃないか?」と思う部分もありますね。

登壇活動

2021年は登壇の機会がほとんどなく、自分の周りにいるコアなエンジニアを遠目にみながら自信を喪失していました。( 2021年の振り返り でも言及しています )

しかし、今年は4件の登壇の機会を作ることができました。IoT界隈に偏っているものの一定の存在感は出せたものと自負しています。

portfolio.y-uuu.net

既に来年も登壇のお話が来ているので、今はそこに向けて全力で頑張る所存です。

その他やったこと・頑張ったこと

今年は「仕事の役に立つか」は関係なく、自分が面白いと思ったことに全力で取り組めた1年でした。

真っ先に思いつくのは「ベース演奏」です。2月にJUDY AND MARYコピーバンドを社内で結成してから9月の社内ライブまで、ほぼ毎日朝15分ほどベースを練習していました。少しずつ上達していることを実感できましたし、面白かったです。

fusic.co.jp

あとは6月に自分専用のNintendo Switchを購入して、モンハンをやってみたり、スプラトゥーン3にハマったり、ここ数年では珍しくゲームにも夢中になれました。オンラインで会社のメンバーと一緒に遊べたのも楽しかったです。

fusic-no.notion.site

自分が「面白い」と思ったことに対して、「それは仕事の役に立つのか?」「それって本当に面白い?」と穿った見方をしている自分がこれまではいたのですが、「面白い」という感覚を信じて実際にやってみることができるようになったことは今年一番改善された思考習慣だと思います。

まとめ

7月の振り返りを忘れていた割には、年初に掲げていたことのいくつかを実現でき、また気持ち的にも昨年末より少し前向きになれている気がします。

2023年はもっと飛躍する年となるよう、引き続き頑張っていきます。